253: 勅修百丈清規
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八巻(二巻あるいは四巻に分けられることもある)

もっとも完備された禅宗清規の書で、元の順帝の勅によって東陽徳&C0-DE6B;が編集し、笑隠大&C0-B360;が校正し、至元二年(一三三六)より至正三年(一三四三)の間に完成した。唐の百丈の「古清規」の精神に本づきつつ、後代の『禅苑清規』その他を総合し、新たに制定し直したもの。すべて九章に分れ、祝&CX-255E;、報恩、報本、尊祖、住持、両序、大衆、節臘、法器の順序に、禅院の日常行事から、禅僧の参禅弁道における工夫用心等に亘るまで、詳細に規定しているが、元代の国家主義的な色彩が強い。京都大学図書館に· 叶??癸未(一三四三)の元刊行本を蔵する。正蔵に収めるものは、明の正統七年(一四四二)の重刊である。本書は文和五年(一三五六)に早くもわが国に伝わり、五山時代より江戸時代を通じて、多くの和刻本と注釈書が作られたが、雲章一慶と桃源瑞仙の『雲桃鈔』、および道忠の『左&C0-F94C;』がもっともすぐれている。また、清の儀潤に『百丈清規証義記』(続蔵二-十六)がある。編者の法系は次のごとし。

大慧-仏照-北&C4-5740;居簡-物初大観-晦機元熙-笑隠大&C0-B360;, 東陽徳&C0-DE6B;-中巌円月