191: 大慧書問
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二巻

「大慧普覚禅師書」または「大慧書」、あるいは「書状」ともいい、大慧宗杲が門下の居士や儒臣等の質問に答えて、禅の要旨を説いた書簡文二十六篇を、弟子慧然と黄文昌(浄智)居士が集め、乾道二年(一一六六)に付跋して開版したもの。書簡形式の禅の宗要書として『黄竜尺牘』と双び称せられる。早く、朝鮮に伝わり、智訥がこれを愛読して『六祖壇経』とともに心要としたといい、朝鮮およびわが国を通じて数次の開版がある。ただし、『大慧語録』二十五-三十に収めるものと比べると、多少の異同がある。「禅の語録」 17参照。