118: 宝鏡三昧歌
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一篇

テキストは、慧洪の『禅林僧宝伝』一、撫州曹山本寂の章に収めるものが最古。大観二年(一一〇八)の冬、顕謨閣待制朱世英が銭塘にゆき、信州白華厳の一老僧より入手、翌年はじめて世に知られたという。同じ編者の『智証伝』に注があり、やがて『重編曹洞五位顕訣』三や、清の行策の『宝鏡三昧本義』一巻、浄訥の『宝鏡三昧原宗弁謬説』一巻(いずれも続蔵二-十六)などの詳注が出る。わが白隠もまたすこぶるこの作品を重視するが、道元の『正法眼蔵』にはとりあげられない。