100: 百丈清規
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百丈懐海が、インド以来の律典の規定と、中国の儒礼および習俗などを折衷して、初めて制定した禅院の機構と教団制度の集大成で、「百丈叢林清規」または「古清規」とも言われ、貞元年間(七八五-八〇四)頃のものと思われるが、原本は散逸して見られない。しかし、その大体は、『景徳伝灯録』六に付載する「禅門規式」や、『大宋僧史略』上の「別立禅居」の条などに引用されているものによってうかがわれ、宋の『禅苑清規』以下、後代編集の禅宗清規は、すべて本書を承けている。→253 勅修百丈清規