321: 法門鋤&C0-C973;
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一巻

湛然円澄下三世、白巌浄符の編。康熙六年(一六六七)に成る。費隠通容の『五灯厳統』、木陳道&C0-CC78;等の『禅灯世譜』の法統説を批判し、禅宗史上の古来の諸問題を整理したもの。天皇道悟の法系に関する達観曇穎以来の妄説を論破し、同門の遠門浄柱が編した『会元略続』を支持して、曹洞宗の法系の正当性を主張する。巻尾に法弟大寧の康熙七年(一六六八)の序があり、禅通劔叟是禅と晦山戒顕との復往書簡を付録する。日本では、本書を承けて徳巌養存の『五家弁正』一巻が元禄三年(一六 九〇)に成り、指月慧印が箋解を付したものや、一東の『五派一滴図』一巻がある。白巌浄符は別に『宗門拈古彙集』四十六巻の編者で,康熙三年(一六六四)、すでに同じ法統説によって編集している。