265: 禅関策進
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一巻

雲棲&C0-DBC8;宏の編。万暦二十八年(一六〇〇)に成る。初めて禅を学ぶ者のための入門書。前後二集に分れ、第一集は「諸祖法語節要」および「諸祖苦功節略」と称して、古来の祖師の語録中から、参禅実究の指針となる垂示、普説、機縁語句等を選び、第二集は「諸経引証節略」と称して、大蔵経中より、前者の根拠となる要文を抜萃し、全篇に亘って、特に重要な個処に批評と解説を加えている。本書は、わが国の白隠が修行時代に特に坐右の書としたもので、その弟子東嶺円慈によって宝暦十二年(一七六二)に重刻せられた。