231: 新編仏法大明録
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二十巻

宋末の居士、圭堂編。編者の自序以外に、端平乙未(一二三五)の李愈康伯の序、嘉定甲申(一二二四)の前住石湖宝峰定応禅院孤月祖の跋など、前後に五種の文がある。本分は、明心、浄行、破迷、入理、工夫、入機、見師、大悟、的意、大用、真空、度人、入寂、化身、篇外雑記の二十章に分けられ、『華巌経』『四十二章経』などの経典と、『伝灯録』『永嘉証道歌』などの禅録八十種を引き、禅の立場より儒仏道三教一致の思想を体系化する。編者の伝は不明であるが、聖一国師が宋版を将来し、虎関の『済北集』にその批評が 見え、わが五山の学問への影響は大きい。江戸時代のはじめには、木活字版も出ている。