210: 無門関
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一巻

すでに本文の解説に記したように、本書は中国に伝を断つ。わが応永十二年(一四〇五)の広園寺本系の一種あるのみである。無門に嗣いだ心地覚心の将来による。日本で作られた注釈、次のごとし。

  1. 禅宗無門関私鈔 二巻 規伯玄方(自雲)編、慶安三年(一六五〇)刊。「国文東  方仏教叢書」一−註釈。「自雲鈔」ともよぶ。
  2. 無門関万安鈔 二巻 万安英種編、寛永十四年(一六三七)刊
  3. 無門関西柏鈔 二巻 西柏編、延宝三年(一六七五)刊
  4. 無門関春夕鈔 二巻 編者不明、寛永二年(一六二五)刊

また、ヨーロッパの言語に訳されたるもの、次のごとし。