182: 楊岐方会禅師語録
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一巻

楊岐宗の初祖、方会(九九二−一〇四九)の語録。編者はいずれも嗣法の弟子である。はじめ『慈明四家録』に収められたらしいが、現存のものは『古尊宿語要』の本が最古である。巻首に湘中&C0-D06C;蒭文政が皇祐二年(一〇五〇)に書いた「潭州雲蓋山会和尚語録序」と、無為楊傑が元祐三年(一〇八八)に書いた「題楊岐会老語録」がある。明蔵本はこれらの序題を『道吾真禅師語録』の後に移したために、楊岐の語録と道吾真の語との区別が不明確となり、正蔵はこれを誤って同一人と見ている。 なお、『続開古尊宿語要』の本は、前録収不尽者を集めたと断わっていて重複はないが、補続の刊行は、宋代に楊岐の語がいかに重視されていたかを示す。