129: 同安察禅師十玄談
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一巻

禅の原理を十首の詩偈によって歌ったもの。睦庵の『祖庭事苑』八にその語釈がある。同安察は『祖堂集』十二、『伝灯録』十七に略伝あり、その法系は次のごとし。

薬山−道吾−石霜−九峰道虔−同安常察,禾山無殷

『祖庭事苑』によると、『十玄談』は、はじめ八首のみ知られたが、睦庵が同安の影堂よりその完全な本と序文を発見して補ったという。宋版『伝灯録』の本は八首しかなく、序文もない。