068: 臥輪禅師看心法(断欠)
目次 < >

約四八〇字を存す。修心の要を説くもの。臥輪禅師の伝は明らかでないが、『看心法』の一部がすでに『楞伽師資記』に引かれ、『伝灯録』五の神会の章や、宗密の『禅源諸詮集都序』『宗鏡録』九十八にその作品の引用、もしくは彼に関する記事があって、北宗系の人らしい。また、敦煌文書中に臥輪禅師偈なるものが数点ある(スタイン五六五七、六六三一、果四十一)。『弘賛法華伝』七の高守節伝、および『宋高僧伝』二十七の海雲伝に見える臥輪との関係は、目下 積極性に乏しい。