066: 最妙勝定経
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一巻

禅定のすぐれた功徳、特に滅罪の功について説く。六朝の偽経の一つ。隋代の『法経録』に偽惑とするが、南岳慧思は、青年時代にこの説によって禅に入ったという(『続高僧伝』十七)。天台智&C0-F3AA;の著述をはじめ、『法苑珠林』『宗鏡録』などに引用がある。昭和十九年に関口真大が発見し、「浄土学」二十二−三輯(昭和二十五年)に本文を校刊、のちに『天台止観の研究』に付録した。なお、この経にはチベット語への重訳があり(Otani. No.805)、その流伝については、『金剛三昧経』と ニもに今後の課題となろう。