042: 修心要論
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一巻

五祖弘忍(六〇一−六七四)の語とされる作品。詳しくは、「導凡趣聖悟解脱宗修心要論」で、『敦煌劫余録』に「一乗顕自心論」とするのは、首欠のための擬題である。従来、『最上乗論』(正蔵四十八、続蔵二−十五)の名で知られていたものと同本で、十四段の問答によって修心の要を述べる。最初に知られたのは宇四号と竜谷大学本で、鈴木大拙が「竜谷大学附属図書館蔵敦煌本『菩提達摩観門法大乗法論』殊に其中の『修心要論』に就き」(「大谷学報」十六−一)で紹介し、後者についてはすでに禿氏祐祥の「少室六門集に 就きて」(「竜谷学報」三〇九)に簡単な報告がある。『禅思想史研究第二』(「鈴木大拙全集」二)に収める。